外国人向けWi-Fiの選び方

日本で住まいが決まったあと、家で使うインターネットや持ち歩き用Wi-Fiが必要になることがあります。仕事、学校、オンライン手続き、家族との連絡、動画通話、翻訳アプリなど、生活の多くで通信環境が必要です。このページでは、外国人がWi-Fiを選ぶ前に確認したい点を、住まいと利用期間に合わせて整理します。

このページの対象者

  • 日本の住まいでインターネットを使いたい人
  • 入居直後から通信環境を使いたい人
  • 短期滞在、寮、社宅、シェアハウスで生活する人
  • 工事が必要かどうかわからない人
  • 契約期間や解約費用が不安な人

まず決めること

Wi-Fiを選ぶ前に、どこで、どのくらい、何に使うかを決めます。

  • 家だけで使う: 光回線やホームルーターが候補になります。
  • 外でも使う: ポケットWi-Fiやスマホのテザリングも候補になります。
  • 短期間だけ使う: 契約期間が短いサービス、レンタル、プリペイド型を確認します。
  • 長く同じ部屋に住む: 光回線が安定しやすい場合がありますが、工事と契約期間を確認します。
  • 入居後すぐ使いたい: 工事不要のホームルーター、ポケットWi-Fi、スマホのテザリングを一時的に使う方法もあります。

Wi-Fiの主な種類

  • 光回線: 自宅で安定した通信を使いたい人向けです。オンライン授業、在宅勤務、動画通話、家族での利用に向きます。工事、開通日、建物の対応状況、契約期間を確認してください。
  • ホームルーター: コンセントに挿して使うタイプです。工事なしで始めやすい場合がありますが、住所、建物、電波状況によって速度が変わります。
  • ポケットWi-Fi: 持ち歩きしやすく、短期利用や入居直後のつなぎに向きます。通信量、速度制限、バッテリー、端末返却を確認してください。
  • 住まいに付いている共用Wi-Fi: 寮、社宅、シェアハウスでは最初から使える場合があります。利用人数が多い時間帯の速度、利用ルール、セキュリティを確認してください。
  • スマホのテザリング: すぐ使えますが、スマホのデータ容量を消費します。長時間の動画、オンライン授業、仕事には足りない場合があります。

住まいの種類で確認すること

  • 賃貸マンション・アパート: 光回線の工事が必要な場合、大家さんや管理会社の許可が必要になることがあります。建物がすでに対応している回線も確認します。
  • 寮・社宅: 会社や学校のルールで、個人契約や工事ができない場合があります。先に管理者へ確認してください。
  • シェアハウス: 共用Wi-Fiの料金が家賃に含まれていることがあります。個人で別契約できるかも確認します。
  • 短期滞在の部屋: 長期契約や工事が合わないことがあります。解約しやすいサービスを優先して確認します。

料金で確認すること

月額料金だけで決めると、後で思ったより高くなることがあります。次の費用を分けて確認します。

  • 月額料金
  • 初期費用、契約事務手数料
  • 工事費、工事費の分割払い、工事費割引の条件
  • ルーター端末代、レンタル料、返却費用
  • 契約期間、更新月、途中解約時の費用
  • 引っ越し時の移転費用、撤去費用
  • キャンペーン終了後の通常料金
  • オプションサービスの料金

速度と通信量で確認すること

  • 表示されている最大速度は、いつもその速度が出るという意味ではありません。
  • 夜や休日など、利用者が多い時間帯は遅くなることがあります。
  • ホームルーターやポケットWi-Fiは、対応エリアや建物の中の電波状況に影響されます。
  • 通信量に上限があるサービスでは、使いすぎると速度制限がかかる場合があります。
  • オンライン授業、在宅勤務、動画通話を使う人は、安定性も確認してください。

外国人がつまずきやすい点

  • 住所がまだ確定していない: 光回線やホームルーターは、使う住所が決まってから申し込む方が進めやすいです。
  • 工事日の調整が難しい: 工事には立ち会いが必要な場合があります。仕事や学校の予定と合わせて確認してください。
  • 支払い方法が合わない: クレジットカード、デビットカード、銀行口座、口座振替の可否はサービスごとに違います。
  • 解約方法がわかりにくい: 解約の連絡先、返却物、返却期限、解約月の料金を先に確認してください。
  • 電話勧誘や訪問販売で急いで契約してしまう: 料金が安くなると言われても、契約先、サービス名、月額料金、解約条件を書面や公式ページで確認してください。

状況別の選び方

  • 来日直後でまだ住まいが安定していない: まずはポケットWi-Fi、短期レンタル、スマホのテザリングでつなぎ、住所が決まってから長期契約を検討します。
  • 1年以上同じ部屋に住む予定: 建物が対応していて工事できるなら、光回線を検討します。
  • 工事ができない部屋に住む: ホームルーターやポケットWi-Fiを検討します。
  • 家族や同居人と一緒に使う: 通信量と安定性を重視します。複数人で動画や通話を使うと、容量が足りない場合があります。
  • 引っ越しの可能性がある: 契約期間、移転手続き、解約費用、端末返却を重視します。

契約後に困ったとき

契約内容と違う、説明が足りなかった、電波や通信品質が悪い、解約できないなどで困った場合は、早めに契約先へ連絡してください。電気通信サービスには、契約書面を受け取ってから一定期間内に契約解除を申し出られる制度が関係する場合があります。対象かどうかは契約書面に書かれているため、契約書面を必ず確認してください。

公的情報・公式情報で確認すること

次にやること